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世界10本限定の G-SHOCK GM-6900 を VERDY と堀米雄斗へ  | Interviews

世界10本限定の G-SHOCK GM-6900 を VERDY と堀米雄斗へ  | Interviews

〈 G-SHOCK (ジーショック)〉は、単なる“タフな時計”ではない。使い込まれ、刻まれた傷さえもスタイルになり、スペックや価格だけでは語れない“記憶”が宿る時計となる。また、ヒップホップやスケート、ストリートファッションなど、時代と共にさまざまなカルチャーと交差することで、ラグジュアリーウォッチとは異なる文脈で世界中のキーパーソンたちの手首を彩ってきた。だからこそ〈G-SHOCK〉は、いつの時代も特別であり続けているのだろう。 先日、そんな〈G-SHOCK〉から世界10本…

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G-SHOCK(ジーショック)〉は、単なる“タフな時計”ではない。使い込まれ、刻まれた傷さえもスタイルになり、スペックや価格だけでは語れない“記憶”が宿る時計となる。また、ヒップホップやスケート、ストリートファッションなど、時代と共にさまざまなカルチャーと交差することで、ラグジュアリーウォッチとは異なる文脈で世界中のキーパーソンたちの手首を彩ってきた。だからこそ〈G-SHOCK〉は、いつの時代も特別であり続けているのだろう。

先日、そんな〈G-SHOCK〉から世界10本限定となるエクスクルーシブモデル GM-6900の存在がアナウンスされた。本作は販売を目的とした限定品ではなく、ブランドのカルチャー的文脈を体現する10名の人物たちへ贈られる、特別なシーディングピースとして制作されたという。

今回、そのうちの2人として選ばれたのが、アーティストのVERDYとスケーターの堀米雄斗だ。そこで『Hypebeast』は、彼らがGM-6900を手にする瞬間に立ち会い、初めて手にした〈G-SHOCK〉の記憶から、ストリートおよびスケートカルチャーにおける存在意義、そして今なお世界中で愛され続ける理由まで話を聞いた。



Hypebeast:まずは、初めて手に入れたG-SHOCKを覚えていれば、そのエピソードから教えていただけますか?

VERDY(以下V):G-SHOCKとは違いますが、小学5年生の誕生日かクリスマスに購入してもらったのがBABY-Gでした。全体がエメラルドグリーンっぽい1本で、ベルトがマジックテープ仕様なのが当時はイケてると思っていましたね(笑)。

Yuto Horigome(以下Y):僕は小〜中学生の頃、スケボーのイベントか大会の賞品としていただいたのが、初めてのG-SHOCKとの出合いでしたね。

そもそも、普段から時計を着けて生活されていますか?

Y:今日もこの現場に着けて来たDW-5000Rという初代G-SHOCKの復刻モデルを毎日愛用しています。ちょっと重さはあるんですが、それも良いんですよね。

V:去年、ハロウィンのタイミングで開催したイベントWASTED NIGHTで、G-SHOCKの“2100”シリーズをベースにしたハロウィン仕様の1本を作っていただいたんです。“2100”自体はそれまで着けたことがなかったんですが、色的にハロウィンにハマると思って選んだところ、すごくしっくりくるし、形もめっちゃ良くて。なので、最近は“2100”ばかりを着けています。

時計を選ぶ際は、機能性とデザイン性のどちらを重視しますか?

V:自分はデザインで時計を選ぶことが多いのですが、G-SHOCKの場合、どのモデルにもタフネスの精神が落とし込まれているので、機能性に関しても絶対的な信頼があるのが魅力的です。

Y:デザインも当然なんですが、僕はスケート中も着けるので丈夫な機能性が大事です。やっぱり、時計が壊れることを気にしながら滑りたくはないので、その点G-SHOCKは壊れる心配がまずない安心感がある。なんなら、僕は好きなモノを使い込むタイプなので、ちょっと傷が付いた方が味になるし、それが自分だけのモノっぽくなる感覚もあって。この前、沖縄でDW-5000Rを着けたままスケートして、その流れで海に入っちゃったんですけど、そういう時でも何も気にしなくていいのは楽ですよね。

今回のエクスクルーシブモデル GM-6900は、アイコニックな“6900”シリーズがベースとなっています。お二人は、これまで着用されたことはありますか?

V:若い頃、G-SHOCK好きの先輩がいて、“6900”シリーズを何本か持っていたんですよ。一方で、当時の僕はお金がなかったので時計を着けずに生活していたんですが、見かねた先輩がネイビーの“6900”をプレゼントしてくれて。それ以来、毎日着けていましたし、今も大切に保管してある思い入れのあるシリーズです。

Y:知ってはいたものの、実際に着けるのは今回が初めてで。まさか最初の“6900”シリーズが、このエクスクルーシブモデルになるとは思わなかったです(笑)。



それでは、今回の世界10点限定のGM-6900についてのお話を伺わせてください。初めてプロジェクトを聞いた時のことを振り返っていかがですか?

V:他に誰に贈られているか全員は知らないのですが、自分が耳にしたのはG-SHOCKを着けているイメージと影響力がしっかりとある人たちで、その人選に自分もいるのは光栄でしかないです。

Y:僕も少しだけラインアップを聞いて、とんでもない10人の中に選んでいただけたことが本当に嬉しいし、「もっとスケボー頑張ろう」みたいなモチベーションが上がりましたね。

本日、実物を初めて見た印象はいかがでしたか?

V:少し前にお話をいただいて、嬉しい反面「(世界で10人のうちの1人が自分でいいのかな……)」と思いつつ、妻や子どもに「世界で10個しかないG-SHOCKがもらえるらしいんだよね」と話すくらい楽しみにしていました。今日、箱を開けて実物を見た瞬間、すぐに普通のG-SHOCKとは違うインパクト、存在感、特別感を覚えましたね。

Y:箱を開けた瞬間、「あ、やばい。めっちゃカッコいい」しか口から出ないくらい衝撃的で(笑)。G-SHOCKらしいタフさがありながら、ラグジュアリーさも感じられて新鮮です。

ディテールはどうでしょうか?

V:デザインはもちろん、トップベゼルに使用されているCobarion®(注:純チタンの約4倍の硬度を誇る高硬度合金)の高級感に目を引かれました。

Y:裏蓋に自分の名前が刻まれているのを見て、「本当に世界に10個しかないんだな」と。カモフラージュ柄のベルトも新鮮ですし、CASIOの方いわく柄の中に“隠れG”があるそうで、そういった遊び心も含まれているのが素敵です。それに、もともとカモ柄とゴールドの組み合わせが好きなんですよね。

カモ柄というとストリートの定番デザインですが、今回の柄は完全オリジナルだそうです。

V:たしかにカモ柄は、これまでA BATHING APE®️などのブランドが独自のパターンを生み出してきたように、本当にストリートに根差したデザインだと思います。ですから、僕も、いつかいつかオリジナルの総柄を作りたいと思っているんですよ。定番柄なだけに、どう独自性を出すかが難しいのですが、今回のGM-6900のカモ柄には“隠れG”が入っていたりと、上手くG-SHOCKらしさを落とし込んでいるのがカッコいいですね。

今回のエクスクルーシブモデルを着けて行きたい場所や、着けている姿が想像できるシーンがあれば教えてください。

V:最近はクレヨンなどを使って絵を描くことが多いので、時計をしたまま作業をすると汚してしまいそうで怖いですね(笑)。長く愛用していきたいですし、高級感のあるデザインなので、イベントやパーティーに合いそうな気がしますね。あとは、海外へ行く時に着けて行くと思います。向こうだと「時計は何を着けているの?」という会話によくなるので、「世界で10本しかないG-SHOCKだよ」と(笑)。

Y:イベントやディナーもアリですし、大切に使いたいからこそ攻めたいスポットや思い出の場所で滑って、良い写真や映像を残してみたいです。ただ、流石に転びたくはないので、そういった意味では滑りづらいかも(笑)。


それでは、ここからは少し間口を広げた質問をさせてください。VERDYさんのシーンにおいて、G-SHOCKはどのような立ち位置でしょうか?

V:ラグジュアリーな時計を持っている人でも、G-SHOCKは別の評価軸というか、特別な存在として受け入れられていると感じています。この間、セントラル・シー(Central Cee)と会った時にRichard Mille(リシャール ミル)の時計を見せてくれたのですが、その横にG-SHOCKも並んでいて、さらっと「KITHとのコラボモデルでカッコ良いから買っちゃった」と言われたんです。他にも、ドン・トリヴァー(Don Toliver)がダイヤモンドでカスタムしたG-SHOCKを着けていたり、そういった立ち位置の時計は世界的に見てもかなり特殊だと思います。

スケートシーンにおいては、どのような存在や立ち位置でしょうか?

Y:自分が初めてG-SHOCKを手に入れたきっかけをはじめ、常におもしろいイベントやプロジェクトに取り組み、昔からスケートをはじめとしたストリートカルチャーのサポートと貢献に力を入れているイメージですね。あと、個人的には憧れていたスケーターのスティーヴィー・ウィリアムズ(Stevie Williams)がG-SHOCKを着けて滑っていたのは、少なからず今の自分に影響していると思います。

1983年の登場以来、G-SHOCKが長く愛されてきた理由は、“変わらない部分”と“アップデートし続ける部分”の共存があると思うのですが、いかがでしょうか?

Y:今、オリンピックをはじめとした大会で優勝することは夢や目標ですけど、スケボーの何が一番本当に好きかを考えたとき、友達と滑っている時間や自由にフィルムを撮ること、プッシュしている時にコンクリートを鳴らすウィールの音なんです。そういったスケボーを始めたばかりの頃の気持ちや感覚は、忘れかける時もあるけど常に大事にしている、これから先も一番重要な要素。これが、自分の中でG-SHOCKの“変わらない部分”と“アップデートし続ける部分”と重なるんですよね。

VERDYさんは、G-SHOCKの“変わらない部分”と“アップデートし続ける部分”の共存について、どうお考えでしょうか?

V:まさに、それこそが愛される理由だと思います。変える必要がないほどに完成された製品である、ということにはリスペクトしかありません。にもかかわらず、今回のプロジェクトをはじめ常に新しいことに挑戦し、カルチャーを支えています。そういったブランドのアクションを踏まえたうえで、このシーンにいる人がG-SHOCKのことを好きになり、自らすすんで製品を手にしていくのは、素敵な流れだと思いますし、あるべき形ですよね。多分、ストリートシーンの人たちは誰もが1本はG-SHOCKを手に入れたことがあるはずですし、日本だけでなく世界中で「G-SHOCKとは、どうすればコラボができるの?」と聞かれますよ。

G-SHOCKは、“いつかコラボしたいブランド”という夢のひとつなんですね。

V:自分がGirls Don’t Cry(ガールズ ドント クライ)やWasted Youth(ウェイステッド ユース)を始めた時も、「絶対にG-SHOCKとコラボする」と考えていました。G-SHOCKは、「あのモデルが好き」だけじゃなくて、「あのコラボが好き」も存在するんですよね。New Era®(ニューエラ)のようにストリートでは、コラボ相手に指名されること自体が1つのステータスになっていて、クリエイターやブランドにとって絶対的な指標になっていると思います。ブランドもモノも溢れている今の時代に、世界中の誰もが共通認識として価値を感じられる存在って、実はそんなに多くない。だからこそ、G-SHOCKは特別なんだと思います。

VERDY
大阪出身のマルチアーティスト。〈Girls Don’t Cry〉や〈Wasted Youth〉をはじめとしたプロジェクトを手掛け、これまでに〈Nike〉や〈Budweiser〉など国内外のブランドとの協業に加え、グリーン・デイやセントラル・シーをはじめとしたアーティストとのコラボレーションも多数実現。東京と大阪を拠点にファッション、音楽、アートを横断する独自の表現で、現代ストリートカルチャーを象徴する存在として世界的な支持を集めている。

堀米雄斗
東京出身のプロスケートボーダー。6歳でスケートボードを始め、10代の頃よりスケートボード・ストリートの世界最高峰リーグ「SLS」をはじめ国内外の大会で活躍。2021年に開催された東京オリンピックでは、スケートボード男子ストリート種目で初代金メダリストに輝き、2024年パリオリンピックの同競技で連覇。現在はLAを拠点に活動し、競技シーンのみならずファッションやカルチャーシーンからも高い支持を集める、世界を代表するスケーターのひとり。

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