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伝説のジャズ・ピアニスト 菊地雅章の遺した幻の音源『六大』がデジタル配信スタート

伝説のジャズ・ピアニスト 菊地雅章の遺した幻の音源『六大』がデジタル配信スタート

日本を代表するジャズ・ピアニスト 菊地雅章の遺したエレクトロニック・ミュージック『六大=地水火風空識』が、2026年5月27日(水)よりデジタル配信を開始した。 菊地雅章の名盤『Susto』(1981年)リリース後に制作されたという『六大』は、15時間に及ぶ映像作品のための音源であり、氏が遺した唯一無二の電子音楽。同作は1988年に6枚のアルバム(『地』『水』『火』『風』『空』『識』)としてリリースされたものの、長い間忘れ去られた存在となっていた。そんな幻の音源が、日本の音楽…

日本を代表するジャズ・ピアニスト 菊地雅章の遺したエレクトロニック・ミュージック『六大=地水火風空識』が、2026年5月27日(水)よりデジタル配信を開始した。

菊地雅章の名盤『Susto』(1981年)リリース後に制作されたという『六大』は、15時間に及ぶ映像作品のための音源であり、氏が遺した唯一無二の電子音楽。同作は1988年に6枚のアルバム(『地』『水』『火』『風』『空』『識』)としてリリースされたものの、長い間忘れ去られた存在となっていた。そんな幻の音源が、日本の音楽レーベル「rings(リングス」から各6タイトルSACD(ハイブリッド盤)と2枚組レコードとして今年3月に再発。そして今回デジタル配信がスタートしたことで、ストリーミングおよびダウンロードでも視聴可能となった。リイシュー版では、坂本龍一からの信頼も厚かったテイラー・デュプリー(Taylor Deupree)がリマスタリングを担当しており、現代的なサウンドにアップデートされている。

また6⽉28⽇(⽇)には、世界最先端の音楽とアートのフェスティバル「NU Festival 2026」のプログラムの一環として、『六大』のリスニングセッションを開催。LA発の非営利ネットラジオ「dublab」の日本支局「dublab.jp」プロデュースによる特設リスニングルームで、『六大』の音源を極上のサラウンド音響空間で堪能できる。当日は『六大』のリイシューに尽力した原雅明氏によるトークも実施し、Shhhhhニック・ラスコム(Nick Luscombe)が同作からインスパイアされた選曲も楽しめる。この貴重な機会にぜひ足を運んでみてほしい。

15時間の映像のために制作された音楽『六大=地水火風空識』は、菊地雅章が遺した唯一無二のエレクトロニック・ミュージックである。『Susto』と『One-Way Traveller』のエレクトリック・ジャズ/ファンクを経て、80年代の大半がこの音楽の制作に費やされた。ピュアな電子音と向き合った記録であり、ジャズとエレクトロニック・ミュージックのミッシング・リンクを埋める、世界的にも稀有な作品だ。テイラー・デュプリーのリマスタリングによって、これを再び世に紹介できることは喜び以外の何ものでもない。
原 雅明(rings プロデューサー)

『六大』は、40年前の大胆さと同様、今なお先進的な音楽である。菊地は、日本における電子音楽の実験主義と、80年代初頭のニューヨークのアート・シーンにあったエッジとパンクロックのエトスを融合させている。魅惑的だ!
テイラー・デュプリー

菊地雅章『六大=地水火風空識』
レーベル:rings
リリース日:2026年3月25日(水) / 5月27日(水)
フォーマット:CD(SACD HYBRID仕様)/ 2LP / デジタル
価格:CD 各4,400円/ 2LP 各7,500円(共に税込)
配信リンク


【Artist Profile】

菊地雅章(Masabumi Kikuchi)
ジャズ・ピアニスト。1939年10月19日東京生まれ。東京芸術大学付属高校作曲科を卒業後、1958年に18歳でプロとして活動開始。66年に渡辺貞夫カルテットに参加し、67年に日野晧正と日野=菊地クインテットを結成する。68年にバークリー音楽大学に留学し、帰国後の69年に菊地雅章セクステットを結成する。73年からニューヨークに移住し、77年からはギル・エヴァンス・オーケストラに在籍する。マイルス・デイヴィスのリハーサルへの参加を経て、81年にシンセサイザーを導入した『Susto』と『One Way Traveller』を発表。その後、80年代の大半を『六大』のエレクトロニック・ミュージックの制作に費やす。88年にオールナイト・オールライト・オフホワイト・ブギ・バンド(AAOBB)を、90年にはゲイリー・ピーコック、ポール・モチアンとの自身のトリオ、テザード・ムーンを結成する。96年には吉田達也、菊地雅晃とスラッシュ・トリオも結成し、同時に後藤俊之らハウスDJとの制作にも取り組む。また、ソロ・ピアノのライヴ活動も行った。2012年、ポール・モチアン、トーマス ・モーガンとのトリオ作『Sunrise』を「ECM」から発表。2015年7月6日、ニューヨークの病院にて死去。

テイラー・デュプリー(Taylor Deupree)
レーベル「12k」を主宰し、「Raster-Noton」をはじめとする世界各国のレーベルからもリリースを重なる電子音楽家、サウンドアーティスト。坂本龍一やデヴィッド・シルヴィアンとのコラボレーション、ICC(インターコミュニケーション・センター)や山口情報芸術センター(YCAM)でのインスタレーション展示でも知られる。マスタリング・エンジニアとしての評価も高い。


【Event Info】

NU Live x dublab.jp presents OTOJU Sessions
開催日時:6月28日(日)14:00-23:00
会場:TAKANAWA GATEWAY Convention Center B2 / Room5
住所:東京都港区高輪2-21-2
チケット料金(税込):
2 Days Early Bird:12,000円
1 Day:9,000円
2 Days:15,000円
1 Day Under 23:5,000円
公式サイト

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Source: Hypebeast Japan — Read original

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